STORY
開発のきっかけは、杵と臼のカビ対策でした
「鮮度まもる君」を開発したのは、株式会社ニッショー化学ホールディングスの代表取締役 佐々木正人氏です。代々の家業が木工業であり、製造品の臼・杵など木材のカビ防止を長年研究されていた佐々木氏に、当社の前社長が青果物の鮮度が長持ちする商材の開発を依頼。これまでの経験を生かして、鮮度保持商材の開発に取り組んでいただくことになりました。
3年の開発期間を経て、新技術による食品に触れても問題が無く、安全性の高い「鮮度まもる君」が完成します。
これまでの鮮度保持材は、青果物より排出され劣化の原因となるエチレンガスを吸着する方法と、呼吸を抑制して鮮度を保つ方法がありました。大学の研究機関の検証により、「鮮度まもる君」は①エチレンガスを開発品と酸素に反応させる事で二酸化炭素と水に分解。②劣化の原因となるエチレンガスと酸化の元となる酸素を減衰し、③発生した二酸化炭素が呼吸抑制を行い、さらには④生成された水が青果物表面の減菌までも行う、4段階で鮮度を保持する事が判明しました。
ここに、これまでに無い画期的な鮮度保持商材の「鮮度まもる君」の誕生となりました。
安心・安全な素材です
エチレンは、植物ホルモンの一種で、野菜や果物を成熟・老化させる作用があります。例えば、まだ青くてかたいキウイフルーツやバナナ、アボカドなどを早く食べごろにするために、リンゴと一緒に保管したことがある方は多いと思います。これは、リンゴが他の青果物に比べてエチレンを多く放出する性質をもち、植物の熟成を促進するからです。
「鮮度まもる君」は、防カビ・抗菌に加え、エチレン分解作用をもつこの素材を加工して製造しています。もちろん青果物や食品を包んでも安全性に問題はありません。
About Us
会社と理念
私ども読売情報開発は、1972年の設立以来、読売新聞の販売支援を行う会社として、営業企画を中心に、景品や各種保険、資材、チケット類、イベントなどの開発と斡旋を行ってまいりました。大手メーカー様と直接お取引をして仕入れる既製品はもちろん、百貨店様とのタイアップ商品や、「ジャイアンツ缶コーヒー」をはじめとするオリジナル商品の企画・製作も多数手掛けております。
一番の喜びは、地域で働く皆様、地域にお住まいの皆様に笑顔になっていただくことです。「鮮度まもる君」によって、ご家庭でおいしい野菜や果物を食べていただくこと、そして青果物の流通や販売の現場でご活用いただき、食料の廃棄ロスという現代社会の大きな課題を解決する一助となることが私どものミッションです。